「MANA ―風の翼にのって―」
丸子あゆみ著
ハワイ島コナに住むマカは祖母、マナのことを思い出した。「魂は永遠よ、いつもあなたを見守っている」と言い残して逝った祖母。彼女が語ったインディアンの人形、ブレスレット、そして・グランパ・の話がよみがえる。
マナはハワイ島と日本を往復する生活を送っていた。夢がかない愛馬も手に入れたが、人生を楽しむようになるまでには長い道のりがあった。
かつて東京でOLをしていた彼女は人生に疑問を感じていた。恋人にもふられ、なにをやっても虚しさばかりが心に残っていく。小さなころから母に愛されたという実感がもてないでいることが、すべての原因のようだった。
そんなとき、マナは親友の住むハワイ島をおとずれる。雄大な自然やイルカ、馬などの動物たちとふれあい、友人たちに見守られて、まなは本来の自分を取り戻していく。母をゆるし、なによりも自分自身をゆるし、好きになりはじめた彼女のまわりには、不思議なことが起こりだす。
すべての子どもたちと、かつて子どもだったあなたに贈る、愛とゆるしの物語。 |