エサレンではさまざまなことを体験し、翌月にはホロトロピックブレスワークに参加した。出産のときのトラウマを解消するというこのワークは体にも心にも作用した。
11月初めの連休に伊豆赤沢のC+Fが会場だった。参加者は6人。この夏に四国八十八ヶ所をめぐったという風貌はまるで僧侶のような京都の大学生、臨床心理を学ぶために働き方を変えた人、バリや沖縄の島で働きながらアートを勉強している女性、インドで修行をしてきた人など。 公認ファシリテーターのTimのリードでそのワークは始まる。
ホロトロピック=全体へ向かう呼吸。 個の意識を宇宙全体に解放するのだ。やはりエサレンで研究をしていたチェコ人のグロフが開発した。
ブリーザー、シッターでの役割交代をする二人一組になってワークをする。そのときのバディはそのあとぼくの大きな転換にかかわるヒントをくれることになったKさんだった。あとで「人はいかに癒されるか」を見てみると、「特にペアを組んだ同士が驚くほど何らかの特別なテーマや縁、共時性によってつながっている」と記されていた。
トランスが起こらんばかりの音楽と過呼吸によって眠っていた記憶が戻っていく。どれくらいの時間だったかもう忘れてしまったが、大きな声を上げ、あるときは体を大きくくねらせ、そして泣いていた。
ブレスワークが終わったあと、ひとりになって曼荼羅ドローイングという、ブレスワークでみた映像を描く。 それをシェアし、太平洋の見える原生林が生息する切り立った場所で自分を見つめたりするのだ。 人の言葉を聞いて自分のことに気が付く。
この時参加した6人は初めて会ったにもかかわらず、そうとは思えない仲間となった。
終わったあと、浄化されたという感覚とほっとした感覚があった。
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Author:SIUSAN
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Life