フォンドホーンのワークではいままで感じていたことが目に見える形で現れたのだった。 にもかかわらず、根本の問題をどうやって解決すればいいのかわからなかった。
変化に対しての恐れが繰り返しを生んでいたことだけはわかった。休みが必要なのだろう。でも、大きく踏み出す勇気が無かった。
週末に帰国して、新たな週が始まった。顔の表面がすこし汗ばむような天気だった。抜け出せない繰り返しの生活をするのだろうか。なんだか筵の上をあるいているか、皮をそがれた白兎のようなひりひりした感じ。
少し仕事を休もうと思うと、親に伝えた。前にも1年半ほど休んだことがあったが、休養しないとエネルギーが無くなる。充電が必要だと思った。 それができないなら、収入が減ることよりも仕事の時間を減らす必要がある。 仕事を変えたほうがいいと思っていたことは過去にもあったが、それが解決にならないことはなんとなくわかっていた。
自分の時間を一番使っている仕事についての大きな疑問感は1997年に沸いてきていた。「これは世界のためになっているのだろうか。」 そのころから血圧が上がっていったが、それ以外はいたって健康だ、と思っていた。病院にいくのは定期検診ぐらいだった。風邪すらひかなかった。
その週の水曜の朝、後頭部が重かった。でもこういうことは良くあることで、飛行機の長旅が続けば普通だった。 夜遅く帰宅して好物のカレーを食べた。明日も繰り返しなのかなあと疲れて布団に入った。
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Author:SIUSAN
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