クラプトン。言わずと知れた、エリック・クラプトン。今夜の音楽夜話♪は、この、今やROCKの殿堂入り名ギターリスト、エリック・クラプトンです。
今回のchizuのライブで「change the world 」を歌うシンクロをいただきました。いま、クラプトンのようです。
題して「今夜はクラプトン♪」それでは、スタートします。
最初に知ったのは「クリーム」と言う、伝説のROCKグループだった。もう解散していたか定かではない。今で言うカリスマ的オーラのあるグループで、ドラムスはジンジャー・ベイカー、ベースはジャック・ブルースの3人のスーパーグループ☆クラプトンがブルースをやりたくて創ったバンドです。
そしてビートルズのジョージ・ハリソンと仲がよく、ビートルズの「ホワイトアルバム」の「while my guiter gently weeps」と言う曲でギターソロを弾いていたり、そのジョージの奥さんの悩みを聞いていて、彼女に恋をしてしまい出来た曲が名曲「レイラ」だとか、やはり「ギターの神さま」と呼ばれていた彼の情報は自然に耳に入ってきたものだ。
当時、彼からブルースを知った人は多いと思う。彼が憧れた音楽、ブルース♪blues。黒人の生んだ音楽・ブルースに魅了され、白人ブルースとか言われるようになったいわゆる「はしりの人」。そして、ジェフ・ベックやジミー・ペイジという才能溢れるギタリストがつぎつぎに出たグループ「ザ・ヤードバーズ」の出身だとか、ファンになるとその人の歴史も知るようになる。そうして、彼の背後に居るB・B・Kingなどの本物のBlack☆musicianの存在も知るようになる。本物は本物に繋がっているものだ。
そして、クラプトンは歌も歌うようになる。「レイラ」やおなじアルバムの「Bell bottom blues」など、デレク&ドミノスあたりからブルースを歌いはじめている。クリームのときは、ベースのジャック・ブルース(魂のベーシスト、と言われている)がリードヴォーカルだった。リードというくらいだから、クラプトンもバッキングヴォーカルをしていたのだろう。味のあるクラプトンならではのブルースヴォーカルにファンは多いと思う。
「musicianのためのmusician」。クラプトンのギター1本で音を織り成す姿は、「musician♪」という言葉がほんとうに似合う。dancerのなかでもたとえばひと昔まえで言うなら、ヌレエフやマーゴット・フォンテーンのような選らばれた者のことを「dancerのためのdancer」と言うように、クラプトンはまさに「musicianのためのmusician」なのだと思う。
そして、やがて、「ギターの神さま」と言われた彼に、ほんとうの神さまに触れる、触れざるを得ない事件がおきる。みなさん、「Tears in Heaven」という曲をご存知だろう。その何年かまえに彼は結婚をした。そして、男の子が生まれた。そして、その日はやってきた。一家は高層マンションに住んでいたのだが、その時に限ってふだんは開けない窓が開いていたと言う。お昼寝をしていたのだろうか。眠りからさめた男の子、歩きはじめて間もない男の子は、明るい日差しのほうへ歩いていった。そうして、そのまま光の天使になってしまったのだ。
亡くなられた息子さんの存在は、ほんとうにクラプトンにとって真の意味でスピリチュアルな天使になっていった。それは、それからの自暴自棄の日々のあと、もちろん、ミュージシャンとして「Tears in Heaven」を生んでしばらくしたあと、アル中からも立ち直り、今度は世界中のアルコール中毒患者の人たちのために、治療・療養センターを創ろう!と目覚めたのだ。何十本あったギターをぜんぶチャリティにセールし、その資金に当てたと言う。古い時代にはジャンキーだったと言う噂もあったような彼だが、すべてを浄化し人生をクリエイトする目覚めを得たのだ。それが、この事件だったと思う。彼の人生後半に入り、ちいさな息子さんと言う、悲しいけれど、本物の人間としての天使が舞い降りたのだ☆
そして、その後、生まれた曲が「change the world」だ。題名が表している。世界が変わったのだ。クラプトンの生きる新しい世界観を歌っている。なんとも、優しいラブ・ソング♪おじさんになった男の人がこんなにもストレートに愛を奏でるのか、と、思わせるような純粋な心からしか生まれない言葉が並ぶ。悲しみの涙と共に洗い流され、洗い出された透明な心が美しく心あたたかい音楽の宇宙に連れて行ってくれる。カップリングの「ダニー・ボーイ」が、また素晴らしい。アメリカの古いスタンダードな名曲の持つパワーと共に、つづけて聴くと更なる魂のふるさとへ連れて行ってくれる奥深い仕上がりになっている。
苦しみから癒しに導かれ、クラプトンは安らぎの境地に達したのだろう。自分の深い悲しみを、おなじような苦しみを持つ人たちのために解き放つなんて、なんて素晴らしいのだろう。やってくれたね!クラプトン、最高☆静かなる永遠のラブソング「change the world」。みなさんも聴いてみてね。
ちなみにこの曲はジョン・トラポルタ主演の映画「Phenomenon」の映画音楽でもあるのです。わたしはまだ観ていないので、どういうふ風に内容とLinkしているかわかりませんが、もし、Mihoちゃん、siusan、Doryさん(はじめまして!)、そして、ご覧になった方で、なにかプラスメッセージがあれば、コメントよろしくおねがいしま~す!
では、今夜はこのへんでネ!
sincerly. chizu♪
お薦めCD♪
「Change the World 」