自分の体も心も元の状態にならない中での母の病はつらいものだった。
どうしていいのかわからなかった。
どうしてこんなことになってしまったのだろう、どうすればこの苦しさから
抜けられるのだろうという疑問を繰り返していただけだった。
入院中に弟たちと毎日話をして、最初はそれに向き合うのすらいやだった、
ぼくの不要な癖、家族の癖、幼いころからの行動パターンなどがずいぶん
わかるようになっていた。
でも、まだ思うように元気がでなかった。
そんなときに前年ホロトロピックブレスワークでバディだった京都のK
さんがメールをくれた。ヒーラーとして仕事をする準備をされていた。
ぼくの心境を伝えると、近いうちに東京にいくので会おうといってくれた。
彼と会ったのはとても暑い日だった。そのときに彼が自分で体験してよかった
というヒーラーを紹介してくれた。そのひとつがやすこさんとあきらさんの
トランス療法だった。
ぼくの病はおさないころから自分のいいたいことを阻まれ、それがあきらめに
なって表現してこないことに起因しているということがわかった。
一番大切なのは自分であって、他の人がどう思うかということは二の次。
自分を自由に表現していいのですよ、といわれた。それを聞いたとき、
すっと抜けるものがあった。 頭では理解できたが、長年の癖はそう
は簡単に変えることはできなかった。
腑に落ちることが多かったこのヒーリングを母に受けてもらいたいと思った。
手術の2日前に彼女もそのヒーリングを受ける決心をした。
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Author:SIUSAN
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