母の手術は9月の初めに行われることになった。
トランス療法を受けたことで、病気がなにに起因しているかが
少しわかったようだった。気丈な彼女は手術直前まで普段と
変わらない生活をしていた。 人の厄介になることが申し訳
なくて仕方がないという感じがひしひしと伝わってきた。
でもそのときぼくはどんな言葉をかけていいのかわからなかった。
8月も終わりに近いころ、ゲイヘンドリックスが紹介してくれた
アメリカ人が連絡をくれた。彼が学んだことをそろそろ実際に
ワークしたいということだった。
ぼくは彼とその前にあってからのことを少し話した。そして
会う約束をした。
ぼくがとても感銘を受けた本の内容がワークになるサポートを
することはうれしかった。あって3時間くらい話をして、久しぶりに
刺激とわくわくする気持ちがわいた。
帰り際に彼にふといった。
「トランス療法っていうやつで言われたことは、ぼくの病気の
原因は自分のいいたいことを言わないで我慢していたことらしい。
それで人と話す機会をどんどん作ったほうがいいって。
タロットでも習って人に言いたいことを行ったらどうかってさ。」
それを聞いて彼はいった。
「タロットなら南仏生まれのマルセイユタロットがお勧めだよ。」
タロットは触ったこともなかったが、ぼく自身はフランスに縁が
深いこともあったので、サイトでも手に入ると教えてくれたので
早速買ってみることにした。
彼との会話は別れ際の2,3分程度のものだった。
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Author:SIUSAN
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