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2004年08月15日

15. 盆踊りでのできごと 

お盆ですね、皆さんはいかがお過ごしですか?

金曜日、うちの近所の公園では、町内会の盆踊りがありました。

私は盆踊りが大好き!なので、盆踊りの音楽と太鼓の音が聞こえるだけで、
もうワクワクそわそわしてしまいます。いちもくさんに、会場へと
向かいました。

会場では、無料で配られていた、懐かしいソーダ味のアイスをいただくと、
すぐさま踊りの輪の中に入り、炭坑節、神奈川音頭、厚木音頭と3曲を
2回ずつ、通しで6曲、むちゅうになって踊りました♪
それだけ踊ると・・・さすがに大満足〜!!

そして、輪の外でずっと見ていた夫の元へ戻って、ひと休みしました☆

そのあと、こんなできごとがありました。

〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜


お祭りモードですっかりはしゃいでいる小さな女の子が、
ふっと私たちの目の前にあらわれたのです。

そして、その場にしゃがみこみ、公園の砂を手につかんだと思ったら、
私たちに見せるかのように、砂をぱーーっと下に落としました。
とっても嬉しそうにニッコニコしています。

無邪気で可愛いなぁ〜♪と思って、私たちもニコニコしていると、
その子はうれしそうに、何度も何度も同じ動作を繰り返しました。

そのたびに、女の子の顔は、もっともっとニコニコになって、
ほころんでゆきました。そのうち、すこーしずつ慣れてきたのか、
だんだんと私たちのほうに近づいてきました。

そして・・・

最後に、ニコニコしながら、夫の足元(靴のあたり)に
ぱーーっと勢いよく砂を投げました。

女の子の突然の行動に、えっ〜??と二人ともちょっぴり驚いたの
ですが、きっとこの子にとって、これは“親愛のサイン”なのだワ〜
と思った私たち、二人ともそのまんま、女の子の様子をニコニコ
しながら見守っていました。

子供って、たまに驚くようなことをするけど、ほんとに枠が
なくって、正直なんだなぁ〜。可愛いなぁ〜!なんて思いながら。

ところがところが・・・

それを見ていたお母さんが、すぐさま、慌てた顔をして、
私達のほうへと駆け寄ってきました。どうやらその子のお兄ちゃんが、
お母さんに言いつけにいったみたいです。

「あら!本当にすみません!!」

そう言ったあとお母さんは、その子の顔を覗き込んで、「人に
砂を投げちゃだめでしょ!ちゃんと“ごめんなさい”しましょうね」
と言いました。

そしてその女の子に対して、人に向かって砂を投げてはいけないのよ、
ということを説明していました。

でも女の子は、その説明を聞いても、何を怒られちゃったのか、
サッパリ分かっていない様子。

その女の子は好意のつもりで砂を投げたのに、お母さんに怒らて
しまい・・・すっかり、しょぼーんとして、さっきまでの笑顔は
すっかり消えてしまいました。

お母さんに何度も何度も「ごめんなさいは?」と言われ、
やっと最後に小さな声で、「ごめんなさい・・・」と言った女の子。

でも顔には依然として、ハテナマークが飛び交っていました。

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「なにも悪気があって砂を投げたんじゃないのよね。
好意のサインで私たちに砂を投げてくれたのよね。
それはちゃんと分かっているワ。」

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私は心の中でそう叫んでいました。でもお母さんがいる手前、
それを口に出すのはどうか・・・と思い、結局口には出しませんでした。

しょぼーんとしたままのその子を連れて、お母さんは
その場を去ってゆきました。

〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜

そのあと、私たちもすぐに公園を後にしたのですが、家に帰っても、
その女の子のしょぼーんとした顔が忘れられませんでした。

さっきは、お母さんの手前、何も言わないほうがいいんだろうな・・・
そう思って何も言わなかった私でしたが、
ちょっと考えなおしてみると、

ちょっと待てよ・・・?
それは本当にそうなのかしら??という思いが出てきました。

女の子にはけっして悪気はなかったんですよ、ということを、
あの場で、私たちが言ってあげてもよかったのでは??

そんなこんなを、いろいろと考えていました。

これからまもなく、子供の親になる私、
はてさて、そういう場面になったら、
私はいったい、どんな対応をするのかしら〜??

そんなことをふと考えた、できごとでした。

byゆき

なまけもの読書会のメルマガ 第22号から転載

 

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