その女性は「カードは何も心配することないわよ。いまのまま
いけばいいって言っているわ。」と言った。
そうなのか。
正直なところ、とても複雑な気持ちだった。
ぼくの中にこの人生で解決していない課題が、まだその場所
には存在していたということだったのだ。
2日間カードを学ぶなかで、感じることがたくさんあった。
すこし触れるだけのつもりだったが、続けてみようと思った。
必要な課程を修了しなていなかったが、自分の状況を説明して、
次の講座に参加することを受け入れてもらえた。
次の課程は年の瀬の6日間連続だった。 それはぼくにとっては
知識を得るというものではなくではなく、忘れていたことを思い出し
ている感覚だった。そして自分自身をまたみる体験となった。
瞑想をして見る景色は、それまでにないもので、 見たものを声に
だしていうことで、自分の感覚を 回りの人に聞いてもらえることが
心地良かった。
そしてなによりも、社会人になりたての頃に関わっていた
フランスのファッショントレンドを作るプロジェクトでのクリエーター
が提案した「アルケミー」という言葉 が引っかかっていた。
「アルケミー」とは錬金術のことだが、いったいなにをいいたかった
のか全くわからなかった。
山川さんたちが訳されているパウロコエーリョのアルケミストもなん
でそんな名前がついているのか 疑問だった。
ハイヤーセルフとローアーセルフが統合することだと知ったとき、
やっとその疑問が解け始めた。
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Author:SIUSAN
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