なにかを教えることは自己表現だということを知った。
教えることも、そしてあらゆることには創造力が必要だと。
秋になるとタロットを定期的に教えることにした。
教えるつもりは当初はなかったが、教えるために学ぶことが
楽しかった。
久しぶりに銀座の会があった。
ぼくがタロットを教えるようになってからは、
初めてだったのかもしれない。
銀座の会は、銀座にあるひとつのスタバに
5-6人が集まってダベるというのが遠からず
正しい表現だと思う。
主宰のtakaoが「そのうち教えてくれるよね」と言った。
そのときは本当にそのうちにという感じだった。
そのころはアシスタントとして手伝いがメインだったし、
きちんとした資格をまだ取っていなかった。
親しい友人に教えるほうがやりづらい気もしていた。
習う立場ではなく教える立場になってから、カードの
歴史にまつわること、背景などを掘り下げていくことも
楽しかった。
コミュニケーションの問題を持っているぼくは、
どうやってわかりやすく伝えることができるかを
普段のコミュニケーションとは別の角度から
見ることができた。
不思議なもので、教えさせていただく方たちは
その都度、自分が持っている課題と共通の課題を
もたれていることが多かった。
教えながら同時に学ばせていただくという、ありがたい
機会となった。
初めてカードに触れてから1年でぼくの人生は実に
大きく変化していた。
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Author:SIUSAN
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