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2006年12月21日

109.救急法の講習を受けて 

11月4日、光希が遊具から落ちるという事故があったあと、

気持ちが落ち着くのに1週間ぐらいかかりましたが、そのあと

すぐに思ったのが、救急法の講習を受けたい!ということでした。

夫は以前、中学校の先生をしていたときに、何度か、

消防署で救急法の講習を受けたことがあったそう。

無料で受けられるらしい、ということだったので、

さっそく近くの消防署に問い合わせてみると・・・

ひと月に一度、行われているとのことでしたが、12月は

予定があいませんでした。1月の予定をいちおう聞いたのですが、

何だかずいぶん先だなぁ〜もっと早く受けたいなぁ〜という気がしました。

それに、厚木で救急法の講習が行われる場所は、私の家からは

ちょっと遠くはなれた消防署で、バスまたは車で行かないと

いけない場所でした。ちょっと遠いなぁ・・・

そんなことを思っていたら・・・なんと、すぐ近くの公民館で

救急法の講習が行われる、という案内を、新聞の折込み

の中から、夫が見つけてくれました〜〜〜!!

それも12月に行われるとのこと! しかも無料で!

即、申し込みました。

夫とふたりで受けようかどうしようか迷ったのですが、

内容を聞くと、夫が以前に受講したことのある、

心肺蘇生法だということだったので、光希を夫にあずけて

私だけが受けることにしました。

そして講習会当日。


大勢の人であふれかえっている会場を想像していたのですが、

7〜8人の方・・・みんな、主催のサークルのメンバーでした。

サークル以外の参加者は、結局、私ひとりだけでした・・・。

あれぇ〜〜みんな、あまり関心がないのかなぁ・・・

そんなことをふと思いました。

まず、心肺蘇生法についての簡単な説明がありました。

倒れている人をみつけたら、まずは意識があるかないかを確認します。

意識があればいいのですが、意識がなくて呼吸をしていないとなると、

すぐに、人工呼吸、心臓マッサージが必要になります。

(※出血や怪我がひどい場合など、その前に処置が必要な場合も

あります。2時間の講習では、そこまで学べませんでしたが)

というのは、呼吸が停止して、3〜4分のうちに処置をしないと

脳にまでダメージが出てしまう(植物人間状態になってしまう)

からです。3〜4分のうちに行えば90%の方が助かるとのことでした。

ところがその時間を過ぎてから行ったのでは、まず厳しいでしょう・・・

とのお話でした。

場所やその日の救急隊の状況によっても多少違いはありますが、

救急車を呼んで、救急車が現場に着くまでに、だいたい

5〜6分はかかるとのこと。

ということは、意識がないのに、救急車が着くまで何もせずに

待っていては、助からないことがある、ということなのです。

え???そうなの・・?!とても衝撃的なお話でした。

(あとで夫にその話をしたら、「僕、その話、とても大切だから

ゆきさんに何度もしたんだけどねぇ・・・」とあきれられてしまいました。

そう言われても、思い出せなかったぐらいですから・・・そのときは、

実感として感じられていなかったのでしょう・・・たぶん、以前、

テレビでみた救急の現場などでも、そういうことを耳にしていた

はずなのですが・・・)

そのお話のあと、実際に隊員さんが人工呼吸、心臓マッサージの

方法をデモンストレーションしてくださいました。

大人の男性の姿をしたお人形をつかって。

そのあと実際、ひとりひとり実践するのですが、見ていて分かって

いたつもりが、実際やってみると、ぜんぜんできず・・・。

実際に、事故現場にたちあっているという気持ちになって、

また、光希の事故の当日の思いが重なって、

かなり緊張してしまった、というのもあったのですが、

教えてもらったことが、身体に浸透してゆくまで、

また、気道の確保や、人工呼吸、心臓マッサージの力加減など、

ちゃんとできるようになるまで、かなり時間がかかりました。

救急隊の方もおっしゃっていましたが、実践しないと

すぐに忘れてしまうので、定期的に受けるといいんだろなと

思いました。私も、講習受けたといっても、実際現場に

たちあったら、冷静にできるのかどうか・・・

不安なところもありますし。

もちろん、事故も何も起こらず、みんなが安全に平和に

暮らせるのがいちばんですが、実際、いろいろな事故が起こって

いる日常なので、こういう講習がもっと身近な職場や学校などで、

誰もが受けられる体制というのが必要なのかもしれない・・・

今、学校で習っている必須科目よりよほど大切なのでは?

そんなことを思いました。

講習がおわって、家に帰ってきてから、復習の意味をかねて

夫といろいろ話をしました。「私もそうだったけど、意識がない場合、

救急車が着くまでのあいだに、すぐに心肺蘇生法をしないと助からない

ことがある、という大切なこと、知らない人きっと多いよね・・・」

ということや、実際の心肺蘇生法のやり方をふたりでもういちど

おさらいしてみたり・・・。夫にとっても、以前受けた講習の

復習になったようです。

次の日は「やさしい時間」のイベントだったのですが、実は帰り道、

夫が、酔って倒れた人に遭遇したそうです。救急車が来るまでのあいだ、

その方のそばにいて、意識があるかどうか、確認する意味で、

少し経っては声をかけ、また少し経っては声をかけ・・・としていた

そうなのですが、周りの人たちは、その倒れている方に対して、

「話さなくていいからね。」と声をかけていたそうです。

もちろん、状況に応じて、無理に声をかけないほうがいいときも

あると思いますが、夫は、もし意識がなくなってしまったら、

すぐに対処しなくては・・・という思いがあったので、

たえず声をかけて気にかけていたようなのですが、

(これは、光希の事故があったときも、やはり同じだったそうです)

そのあたり、やはり基礎知識がないと、とっさの場合、

なかなか理解できないのだろうなぁ・・・

周りの人たちが、倒れているのだから、無理に話さないほうが

いいだろう、と思うのもわかるなぁ・・・

(講習受けるまでは、私も間違いなくそう思っただろうから・・・)

その話を聞いて、やはりみんなが知っていないと、

とっさの場合、一人で対処できるわけではないから、

困るだろなぁ・・・そんなことをしみじみ思ったできごとでした。

救急法の講習でも、心肺蘇生法をする場合、救急車を呼ぶことや

その他のことは、ほかの人にお願いして、心肺蘇生に徹するのが

大切、周りにいるみんなで仕事を分担するのが大切、という

お話がありました。やはりこれも、みんなに基礎知識がないと、

なかなかできないことですよね。

あーねらのHP→ http://www12.plala.or.jp/anela/
なまけもの読書会のメルマガ 第133号から転載

 

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